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自堕落に生きることに一生懸命なトス屋です。
あなたはもう一条工務店の宿泊体験をしましたか?
もし、していないなら絶対にやりましょう! 百聞は一見に如かずとはよくいったもので、本当に実りある体験ができます。 私も間取りを検討したり、オプションを考える時に大いに役立ちました。
どこにお金をかけ、どこを安く済ませるか。
宿泊体験をしなければ、考えつかなかったことです。 もちろん無料で泊まれますし、食事代も出していただきました。 今回はそんな宿泊体験のレポートと注意点を解説します!
一条工務店の宿泊体験
一条工務店は自分たちで建てた家を所有しています。 タイプや場所は限定されますが、うちの近くにi-cubeが建てられており、宿泊する事ができました。
営業マンと何回かコンタクトをとっていると、必ず勧められます。 家族だけで泊まることができるので、家の隅々まで確認する事が可能です。
また、朝や夜の違い、普段の生活におけるメリット・デメリットを具体的に体験する事もできました。
乳児だった次男は、実際に色々なところを舐めて味見してました、、、ごめんなさい(^^;) ちゃんとダスキンが清掃に入ってくれます。 とにかく契約前に、必ずやったほうが良いです。
場所と持ち物
埼玉県の飯能市
近場にあればいいのですが、ちょっと遠くなってしまう方もいると思います。 でも、遠くても泊まってみてください。1回の体験ですが本当に多くの気づきがあります。
私はとても運が良く、家から30分くらいの場所にアイキューブが建てられていました。埼玉県の飯能市です。
注意ポイント
持ち物
ジュース、お茶、コーヒーなどの飲み物とお菓子は用意されてました。 段ボールのまま保管されており、好きに飲み食いしていいとのこと(^^;) 一般的な調理器具や食器もあります。アメニティもありました。
コンドミニアムに泊まるような感覚で、持ち物を準備すればOKです。
私は家の換気を確認したかったので、焼き肉が出来るようにホットプレートを持ち込みました。(さすがにホットプレートは置いてなかったので) これは!ってのがあれば、営業さんに確認しましょう。
宿泊体験の流れ
宿泊体験は以下のような流れで行いました。
当日
本音を言うともっと早い時間帯からチェックインしたかったのですが、17時以降とお願いされました。 建物には出前のチラシがたくさんあったので、食事は自分たちで作る必要はありません。
調理器具、食器類は準備されているので作りたい方は作ってもOK。 個人的には作った方がいいと感じています。できるだけ普段の生活に近い状態で宿泊したほうが気づきが多いです。
- 17:00 買出し
- 18:00 営業マンと現地で合流
- 18:30 簡単な説明
- 19:00 夕食
翌日
チェックアウトは10時です。その時間に営業マンが顔を出しにきます。 少し話し込んでいると、ダスキンが清掃にはいってきました。宿泊体験は人気なようで、週末は予約で埋まっているとの事でした。
- 07:00 起床
- 10:00 営業マン到着
- 11:00 解散
一条工務店の宿泊体験で得た間取りのヒント
さて、今回宿泊したのはi-cubeというタイプの建物です。私はi-smartで契約したのですが、大幅に違うものではありません。
i-smartの方が若干グレードが上で、30坪程度の家の場合100万円くらい高い見積もりでした。 以下は体験宿泊をする事で気がついた点です。
- 具体的なサイズ感
- 階段の必要性
- 標準装備の確認
- ハニカムシェードの重さ
- 高機能樹脂サッシの重さ
- 高性能断熱材は分厚い
- エアコン性能
- 風呂場の空調
- 断熱性に優れるということは。。
- 食洗機の騒音
- ロスガード90の騒音
- ロスガード90の換気性能
- 標準トイレの性能
- 冬場のほうがよい
具体的なサイズ感
今回泊まったi-cubeは約40坪で2階建てでした。新興住宅地の一角に建てられており、周りにも一条工務店の家がたくさん建てられていました。
周りの家も色々見学させてもらい(勝手に)、大きさ、外構工事、ハイドロテクトタイルの色、玄関、サッシの色などとても参考になりました。
LDKは25畳くらいあったのですが、タレ壁や配置のせいか『すごい広い!』とは感じませんでした。吹き抜けがなく天井高が2,400mmなので、それも原因だと考えます。
一条工務店の吹き抜けは坪単価の半額、天井高2,600mmは2万円/坪と説明を受けました。 展示場は吹き抜けがあり、さらに天井高2,600mmなのでかなり差を感じました。
ここでの気づきは、勾配天井というオプションに至ります。
勾配天井についてはコチラ▼
リビングに大きな窓があったのですが、外の景色がイマイチでした。目の前がすぐに住宅なのです。大きな窓を設置するだけでなく、そこからの眺めまで考慮しないと開放的なリビングは作れないと感じました。
テーブルやソファーが置いてあり、どの程度の家具がマッチするのかがわかりました。お風呂は1.25坪でしたで、かなり広かったです。子供2人を一緒に洗っても余裕でした。
玄関には1畳のシューズクロークが設置されていました。我が家は、この間取りをそのままマネてシューズクロークを配置しました。
シューズクロークについてはコチラ▼
関連記事:一条工務店の間取りと価格~玄関のシューズクローク~
2階には、寝室が3部屋と物置が1部屋ありました。主寝室は8畳でシングルベッドが2つありましたが、空間が余っているように見えました。
残りの2部屋は6畳にシングルベッド、机が設置されていましたが、こちらも空間が余っているように感じました。 各寝室はもう少し小さくても、譲歩できると感じました。のちに活かされてきます。
主寝室の間取りはコチラ▼
階段の必要性
駐車場から玄関まで、かなり急な階段がありました。これは絶対に設置したくないと感じました。 室内でも同様に、階段の煩わしさを感じます。
実家を出てから早10年、マンション暮らしに慣れていたのでワンフロアでないと不便に感じるのでした。 ゆえに、我が家は平家を目指すことになります。
平屋のメリットとデメリット▼
関連記事:平屋のアイスマートのメリットと間取り(勾配天井も採用)
標準装備の確認
一条工務店は、数多くの標準装備があります。
標準装備
シューズウォール、トイレ、キッチン、風呂、エコキュート、ブックシェルフ、ハンガーラック、ハニカムシェード、、、etc
実物を使用して、使い勝手を確かめることができました。
シューズウォールの扉にはご注意を▼
関連記事:一条工務店の間取りと価格~玄関のシューズウォール(靴箱)~
ハニカムシェードの重さ
標準装備の1つがハニカムシェードです。6角形の構造が縦に連なり、ブラインドのように使用します。6角形内に空気の層ができるので、室内外の温度差をブロックしてくれるのです。
浴室以外の全窓に取り付けられ、西面の窓には遮光機能も備えたハニカムシェードが設置されます。 問題に感じたのは起床時にハニカムシェードを開けようとした時です。
リビングの大きな窓には、大きなハニカムシェードが取り付けられています。
開けようとすると中央部がしなるくらい重いのです。
ほかの方のブログを拝見すると、3年間で2回も紐が切れたとの報告もありました。 ここでの体験を踏まえ、開閉の多いリビング周りのハニカムシェードは全て電動にしようと決めたのでした。
大成功の電動ハニカム▼
高機能樹脂サッシの重さ
一条工務店の窓は3層構造になっており、アルゴンガスが充填されています。関東圏なら結露の心配はないとの事でした。 窓を厚くする事で、割られにくくなり、防犯の意味もあります。
その弊害として、やたらと窓が重いのです。成人男性で重いと感じるので、女性や子供にはさらに重く感じるはずです。
窓の枚数や大きさ、開き窓や引き違い窓などを検討する必要がありそうでした。
高性能断熱材は分厚い・まるで出窓のようになる
実家や今のマンションには出窓があります。そのおかげで、デメリットを経験することができ、出窓は設置しないつもりでした。 1番嫌だったのがホコリがたまる点です。わざわざ掃除する場所を作っているようなものです。
それと窓が壊れやすいです。構造上、家から出っ張らせるのでテンションのかかり方が均一ではないと考えられます。
マンションの出窓は全て壊れました。窓が開かなくなってしまったのです。今回泊まったアイキューブに出窓はないのですが、妙なことに気が付きます。
どの窓も出窓みたいになっているのです。外観からは出窓は確認できなかったのですが。。
これは壁の厚さが原因でした。窓は外壁と揃えて取り付けられます。しかし、窓は壁の厚さほどの厚みがありません。そのため、室内からは出窓のような状態になってしまうのです。
全ての窓に、小物置き場のようなスペースが発生してしまうのでした。 このスペースにはホコリが溜まるので、これは私にとってはかなりのマイナスポイントでした。
エアコン性能
入居宅訪問をさせて頂いたことがあり、エアコン性能は確認済みです。真夏でしたが、25畳の吹き抜けリビングでも標準装備のエアコン1台で賄うことが可能です。
風呂場の空調
先ほども触れましたが、1.25坪の風呂はかなり大きいです。洗い場にゆとりがあり、子供2人を同時に洗っても全く不自由はなかったです。 ところが、洗い場にいると寒いのです。シャワーを出し続けていればいいのですが、止めると寒い。
宿泊体験なので、その日は出しっ放しでも良かったのですが、普段の暮らしとなるとどうでしょう? 時期は8月でした。ある意味、外からの遮熱がすごいのですが、風呂の大きさは要検討となりました。
断熱性に優れるということは。。
高気密、高断熱という事は外界との隙間がないし、壁が分厚いということです。防犯のため、庭は玉砂利にしようと考えておりましたが、家の中にいても音が聞こえないそうです。
子供がどれだけ騒ごうと、ピアノを弾こうと、近所は気にしなくてもよさそうです。
しかし、反対に音が家の中から逃げられません。宿泊体験中は1階のテレビの音が、2階でも気になりました。しかも、ドアを閉めているにも関わらずです。
24時間換気システムが、影響を与えていると考えられます。空気の流れを作る都合、ドアの下に少し隙間があるのです。そこから音が各部屋に漏れているようでした。
対策として防音室を作る事もできますが、かなり高いオプションとなるようです。
食洗機の騒音
意外と音がしたのが、食洗機でした。ただ、テレビを観ていれば気にならなくなる程度です。 初めて使用したのですが、非常に便利なものだと感じました。食後の自由時間を確保できそうです。もちろん標準装備です。
食洗機の良さはコチラ▼
関連記事:一条工務店は食洗機が標準装備。食洗機って時短だし、節水だね。
ロスガード90の騒音
24時間換気システムですが、常に低音の音がしました。これは人が過ごす部屋には設置できません。 1番人の出入りが少ない場所に配置する必要があると感じました。
ロスガードの設置場所検討▼
関連記事:一条工務店の間取りと価格~納戸(クローゼット)&まとめ~
ロスガード90の換気性能
24時間換気をしているとの事で、どの程度の効果か実験してみました。わざわざホットプレートを持ち込んで焼肉をやったのです。 その後、デザートの買い出しに近くのコンビニまで行きました。時間にして30分くらいです。
家に戻ってみるとに臭いは全くわかりませんでした 窓は締め切っていたのですが、しっかりと換気できているようです。
標準トイレの性能
トイレの水流が弱いのが気になりました。標準装備からオプションにすればいいのですが、トイレがこんなにも高いものだとは、、
ネオレストは23万円しました▼
関連記事:【一条工務店】33坪の平屋アイスマート!坪単価と総額はいくら?
冬場のほうがよい
残念ながら時期が夏場だったとの事もあり、床暖房やトリプルサッシの凄さを体験する事は出来ませんでした。体験宿泊は冬場にやったほうがよかったです。
都合により無理な方は、工場見学に参加してください。簡易的ですが、冬場を体験することができます。
工場見学の参加は必須です▼
関連記事:【絶対に参加するべき!】一条工務店の工場見学に参加してみた
食事がタダ?|1万円分も買い込みました(^^;)
時間が時間なので夕食をなんとかしないとだったのですが、ありがたいことに夕食代は一条にて精算してもらえました。
出前を頼む方も多いようで、宿泊施設にはいくつかチラシが置いてありました。 しかし、私たちはせっかく体験するのであればと思い、ホットプレートを持ち込み、焼き肉をやってみました。
食材を10,000円くらい買い込みましたが、快く清算していただきました。
また、お菓子、飲み物はたくさん用意されており、好きに食べていいと言われました。 オモチャはオセロとトランプくらいしかなかったです。幼児向けにもう少し充実させてくれるとありがたかったです。
まとめ
以上、【食事がタダ?】一条工務店の宿泊体験で得た間取りのヒントと持ち物についての紹介でした!
『百聞は一見に如かず』とはまさにこの事で、この宿泊体験を通して様々な点に気が付きました。
そして、実際に間取りを考える際に活かされまくりです(^^♪ 『宿泊体験をしなかったら満足な家は建てられない』と言っても過言ではありません。 気に入った家に住むためにも、必ずやるようにしましょう!
1つだけ残念だった点を挙げるとすれば、洗濯機がなかったこと。 洗濯物の乾き具合を確認したかったのですが、わかりませんでした。
一応、手でバスタオルを濡らして絞って干してみたんですが、洗濯機のような脱水は出来ずビショビショのまま(^^;) 乾き具合の確認には至りませんでした。
家で脱水までした洗濯物を持参するのもいいかもしれません。