一条工務店の平屋｜25坪の間取りだと総額はいくらになるのか？

『高気密・高断熱』『全館床暖房』など、性能が魅力的な一条工務店。我が家が建てた平屋は、33坪で坪単価65万円でした。

しかし、この65万円という数字は建物本体価格に対してのモノです。家を建てるには、これ以外にも多額の費用が発生します。そうすると、『少しでも安く済ませたい・・・』と、なりますよね。

そんな時、絶大な効果を発揮するのが『坪数の削減』です！

オプションを細々減らしていくのも一つの方法ですが、予算が決まっている場合は坪数を減らすのが最も現実的です。我が家は33坪の平屋アイスマートを建てましたが、『もし25坪だったら？』という条件で色々な事を模索してみました。

図面を切り貼りした結果・・・

トス屋

25坪の平屋でも、けっこう良いじゃん！

私の家も『もう少し費用を抑えることができたのか？』とちょっと後悔することに(^^;)数千万円のローンを抱えているわけですからね。

それでは、25坪の平屋アイスマートをテーマに話を進めていきます！

25坪が広いか狭いかはあなた次第

今回は我が家を題材にしていますので、家族構成は夫婦と子供の計4人となります。25坪だと注文住宅にしてはちょっと狭すぎるように感じますが・・・マンションで考えたらごく一般的です。

ただ、せっかくの注文住宅なんだから、マンションよりは広い家に住みたいという気持ちもあります。何が言いたいのかというと・・・

広いか狭いかはあなたが決めることです！

3人家族の家もありますし、夫婦2人で住む場合もあります。その場合、2LDK、3LDKの間取りでも十分快適な広さを保てますからね(^^♪

我が家の33坪平屋アイスマートから価格を逆算

さて、33坪の平屋アイスマートを建てた我が家から、25坪までサイズをコンパクトにすると、8坪の削減ということになります。8坪・・・8×65万円（坪単価）で・・・

トス屋

520万円！？

いきなりですが、ものすごい魅力的な数字が出てきましたね。ただ、一条工務店は坪数や階層によって坪単価が少し変わります。なので、この数字はそれを加味しない単純な値となります。でも、近似した数字にはなると思いますけどね。

さらに坪数が減ったという事は、安くなるオプションもあります。

コチラの数字も概算とはなりますが、太陽光パネルなどその他モロモロを合算させると、本体価格以外で100万円近く安くなりそうな感じです。

本体価格の520万円と合わせれば、600万円は価格を抑えることができたでしょう。

この時点でもハッキリしていますが、費用を抑えるにはオプションよりも坪数の削減が効果的となります。33坪の見積もり総額は3,400万円くらいだったので、600万円も安くなると約17％の節約となります。額が額だけに、これは相当大きいですね。

もし、我が家が25坪で平屋アイスマート建てるとしたら・・・

さて、単純な数字的試算は出せましたが、現実の話になると間取りやオプションの取り捨てが必要になっています。

改めて色々と考えると『これは要らなかったな・・・』『これは絶対必要！』など、採用したモノの良し悪しがみえてきました。

まずは『不要・削除しても許容できるモノ』から紹介していきます！

シューズクロークをやめる

我が家は玄関に1畳分のシューズクロークを設置しました。どの展示場でも見かけるオーソドックスなモノで、特に考えることなく設置しました。

シューズクロークの間取りに関しても、宿泊体験で泊まったアイキューブのそれをそのまま採用するという始末です。当時は『これで完璧！』と、思っていたんですけどね(^^;)

ですが、出来上がったシューズクロークは収納設備が乏しく、1畳という狭さもあり整理整頓が全く出来ない状態に。こんなことならドアを無くして自在棚でも設置すればよかったとも思ったのですが、いっそのこと無くてもOKです。

庭に倉庫を設置したほうが、安くて広い空間を確保することができます。

リビングをコンパクトにする

我が家はLDKに22畳くらいの広さを確保しています。そして、平屋という強みを活かして、リビングの周りに寝室、書斎、洗面所などを配置しています。さらに、ドアは常にオープン。

そのため、視覚的に22畳よりも広く見えます！

この効果があれば、リビングをもっとコンパクトにすることも可能。というか、一番広いリビングを削減するのは必須です(^^;)

2つあるトイレを1つにする

平屋でもトイレが2個欲しくて、オプションとして追加しました。1つは標準のトイレ、もう1つはネオレストです。

トイレは1つでも許容できるモノなので、オプションのネオレストがあれば大丈夫です。

アイランドキッチンをやめる

アイランドキッチンを作るためには、両サイドに通路が必要です。確かに便利なのですが、その分余計に坪数を消費してしまうことに。

片方を壁にくっつければ、1畳分くらいは節約することが可能です。

各寝室を小さくする

寝室に関しては、現在でも『もっと小さくて良かったかな・・・』と感じることがあります。寝る時と、出勤・帰宅の身支度以外で使用することはありません。空間としては勿体ないですよね。

家族構成によっては、寝室そのものを1個減らしてしまうのも一つの選択です。

それでも採用をやめないオプションと間取り

続いて、坪数を削減しなければならない条件下でも、採用をやめないオプションと間取りを紹介していきます！つまり、それだけ気に入っているというこですね(^^♪

大空間を作る勾配天井

まずは、勾配天井です。このオプションは、本当に採用して正解でした。平屋には吹き抜けを作ることができず『広く開放的なリビング』を実現するために悩んでいました。

実物を見ることができずに設置したのですが、とても広いリビングに大満足です。坪数を減らしたとしても、このオプションを削除することはありません。

最大級のテレビボード

注文住宅で家を建てた方の多くは、収納の少なさに後悔することが多いです。ランサーズを使って先輩施工主のリアルな声を集めたので、ぜひ参考にしてください。

というわけで、一条工務店のTVボードは絶対に削ることはできません。ただ単にテレビを設置するだけだはなく、最大級のモノは上下左右に豊富な収納を確保することができます。

使い勝手の良い書斎

書斎には、3.75畳のスペースを確保しています。快適に作業ができるよう、様々な工夫を凝らしました。

今は私を中心に、両サイドに息子たちを座らせてスタディルームとして利用しています。就寝時を除けば、私の滞在時間が最も長い部屋となります。この部屋の質を落とすことは考えられません。

大容量の収納部屋

家をコンパクトにしても、収納空間はしっかりと確保したほうが良いと考えます。収納部屋には3畳のスペースを確保しましたが、それでもチョット足りないと感じることもあります。

我が家が採用したオプションをいくつか紹介しましたが、全てを価格と解説付きで紹介している記事もあるので、家づくりの参考にしてみてください(^^♪

全オプションの紹介はコチラ▼

一条工務店アイスマート25坪の間取りを作ってみた

25坪の間取り

というわけで、我が家の間取りを切り貼りして25坪バージョンを作成してみました。これが思いのほか良さそうな間取りでして、今の生活と大きく変わらず暮らしていけそうです。

33坪の間取り図と比較してみると・・・

トス屋

意外といけてるじゃん！

全体的にうまい具合にコンパクトになっており、我ながらよくまとめられているかと(^^;)実際のところはここまでコンパクトにしないにしても、各寝室とシューズクロークの削減は現実的に『アリ』でした。

それだけで、2坪（130万円）くらいは安く済ませること可能です。

まとめ

以上、一条工務店の平屋｜25坪の間取りだと総額はいくらになるのか？についての紹介でした！

我が家の実例から逆算した場合、33坪の見積もり総額が3,400万円⇒2,800万円くらいになる計算です。

『もし〇〇坪にするなら？』と、現状よりもコンパクトな家を考えると、本当に必要な間取りやオプションがハッキリと見えてきました。

私の場合、個人の空間は寝起き・身支度だけにしか使わないので、もっと狭くても良かったみたいです。その代わり、息子たちと勉強する書斎の快適さや、共用の収納は外せませんでした。

各家庭それぞれの重要ポイントがあるはずなので、予算で足止めをされたときは『もし〇〇坪にするなら？』と思考を巡らせてみましょう！

割引も積極的に活用しましょう▼