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自堕落に生きることに一生懸命なトス屋です(^^♪
今回は、一条工務店のアイスマートが基本とする2×6(ツーバイシックス)について解説していきます。
2×6とは家を建てる際の工法のことをいいます。
2×4(ツーバイフォー)の方が先に日本に入ってきたので有名ですが、家の建て方としては同じです。
違いは壁の厚さとなります。
2×4は壁の厚さが4インチ、2×6は壁の厚さが6インチです。
壁が厚いという事は・・・丈夫ですし、機密性・断熱性も高くなります。
しかし、良いことばかりとも言えないのが実情です。
メリットを確保するためには、もちろんデメリットも受け入れなければなりません。
それでは、一条工務店の2×6について紹介していきます。
木造軸組構法|従来の木造工法
木造軸組構法は、日本で最も多く採用されており、昔から馴染みのある工法です。
なので、一条工務店の2×6の方が珍しく、目新しいものだと思ってください。
柱や梁を組み合わせた骨組みを作り、そこに壁を付けていきます。
増築が簡単なのが特徴です。
ただ、骨組みを作るので人と手間が必要で、工期期間は4~6ヵ月ほどかかります。
枠組壁工法|北米から伝わってきた2×6
一条工務店の2×6は、北米で誕生した工法です。
基準部分の公称断面が、2インチ×6インチであることから名づけられました。6インチは約15cmなので、一条工務店の壁は分厚いです。
日本の名称でいうと『枠組壁工法』となります。
壁と釘で家を支えるので、地震に強のが特徴です。
また、壁を組み立てていくだけなので、熟練した職人は不要です。工期期間は2.5~3ヵ月ほどかかります。
綿密に計算された上棟
コチラは我が家の上棟風景です。
一条工務店のアイスマートの2×6で建てました。
我が家の詳細はコチラ▼
関連記事:2018年入居【一条工務店】33坪の平屋アイスマート!坪単価と総額
設計通りに作られた壁が、トラックの荷台に乗せられて搬入されます。
順番も考慮されており、クレーン車を使ってどんどん壁が建てられていきます。
まるで子供のブロック遊びを見ているようでした。
我が家は平屋だったのですが、たった1日で壁が出来上がってしまいました。
上棟2目に屋根を作って、家の外観はほぼ完成です。
釘打ち工法|釘1本のうち間違えも許されない
2×6の要ともいえるのが『釘打ち工法』です。
構造部分の組み立ては、全て釘や金物で緊結されています。
なので、釘の種類、数、打つ角度などの印が細かく付けられており、職人はそれを目安に作業していきます。
上棟日は休みをとって見学していましたが、確かにものすごい数の釘を打ちまくっていました。
2×6のメリットとデメリット
私は2×6が良いと思って、一条工務店にしています。しかし、デメリットがあるのも事実です。
そこで、メリットとデメリットについて解説していきます。
メリット
地震や強風など横からの力に強い
2×6は壁を四角の形にするので、従来の工法と比較して間取り自由度が低いです。
しかし、その分安定するので、横からの力にはとても強い建物になります。
高断熱・高気密の実現
4インチが約10cmに対し、6インチは約15cmです。
壁が厚くなるという事は、家の気密性と・断熱性もアップします。
一条工務店の省エネ住宅の要ともいえる壁です。
工期が短いくコスパがいい
熟練の職人が不要なので、人件費が安く済みます。
我が家の上棟でも、1人だけ日本人の職人で残りはみなフィリピン人の青年でした。
また、職人が介入しない分、工期が短く済む点もコスパが良いです。
デメリット
間取りの自由度が低い
壁をバランスよく配置するので、外観は四角になることが多いです。
なので、オシャレなデザインに対応するのが困難です。
確かに、一条工務店の家が建っていると、一発で分かります。
増築・リフォームがしにくい
従来の工法は増築に対応しやすいですが、2×6は壁が釘でしっかり固定されており、リフォームすることが困難です。
カビやダニが発生しやすい
高断熱・高気密なので、空気が外気と遮断されます。
日本の風土は湿気が多く、カビやダニが発生しやすくなります。
しかし、一条工務店ではロスガードという24時間空調換気システムがあります。
住み始めて10ヵ月ほど経ちますが、カビとダニを見かけることはありません。
まとめ
以上、一条工務店の2×6(ツーバイシックス)|丈夫で機密性が高いのか?についての解説でした!
従来の工法と比較して、2×6は頑丈で高断熱・高気密の家を作ることができます。
それは災害に強いこと意味し、光熱費の節約にもつながります。
デメリットとして、間取りやリフォームに制限があるという点も把握しておきましょう
あなたのハウスメーカー探しの一助になれば幸いです(^^♪