リビングの間取りでお悩みでしょうか?
『注文住宅の間取り作成で失敗したくない・・・』
『こんなに不便な間取りになるなんて・・・』
一生に一度の注文住宅。絶対に失敗したくないですよね。しかし、家づくりには必ず後悔・失敗がつきものです。実際に住んでみるとあーすれば良かった、こーすれば良かったとなってしまいます。
しかし、それを最小限に抑えることは可能です。
1つは先輩施工主さんの体験談を見ること。もう1つはハウスメーカー選びに失敗しないことです。今回は【リビング】に焦点を当てて、先輩施工主さんの【失敗・後悔】を集めたので情報を共有させていただきます!
注文住宅のリビング失敗談
今回はクラウドソーシングランサーズを利用して、自分1人では得られないような情報をたくさん入手しました。
注文住宅(ハウスメーカー)での失敗談・後悔ポイント【リビング編】について紹介します。家を建てる前には必見の情報です(^^♪それではご覧ください。
ハウスメーカーで一軒家を建てた方の11の後悔
以下の構成で紹介していきます。
リビングの失敗・後悔したポイント |
最初の考え |
実際に住んでみて |
寝室までリビングの音が聞こえてくる
音 |
子供がリビングを通らなければ自室に行けない、帰宅した子供と必ず顔を合わせることができる、という流行りのスタイルに共感してリビング階段にした。 リビングを経由して廊下に出ると階段、トイレ、洗面などがある間取りと迷った。 しかし、子供が怖がると困る。リビング階段なら小さな子供たちも怖がることなく、二階に行きやすいだろう。 そして、2階で寝ている子供が目覚めてしまった時も、1階にいる自分に声が届きやすいだろう、ということでリビング階段に決めた。 |
予想通り、実際に住んでみると、子供が起きてしまった時に自分を呼ぶ声がリビングにいてもしっかり聞こえてくるので、すぐに対応することができる。 ただ、それ以外にも色んな音や声が聞こえすぎる。 例えば、寝室で休んでいる時、1階のリビングで家族がテレビを見ていれば、その音が漏れて聞こえてくる。 話し声も聞こえるし、いびきが聞こえてくることもある。階段の前に、一枚ドアがあれば……と、何度も後悔するだ。 |
リビング階段が寒い
空調 |
子どもが大きく成長して反抗期でも、リビング階段ならリビングを通らないと自分の部屋へ行けないように、リビング階段にしました。 夫婦喧嘩でもリビングを通らないと2階へは行けないため、いろいろな意味でリビング階段がいいと考えました。 注文住宅で1番譲れない条件として採用しました。ところが・・・ |
リビングから続く階段をつけたはいいのですが、雪国のため、冬は何も仕切りがないと暖がほとんど2階へいってしまいます。 リビングで寒い思いをすることが、住み始めてわかりました。 そのため後付けでロールスクリーンを設置しましたが、わずかな隙間からでもリビングの暖が上にいってしまいます。 ですので、もっとスペースを設けて、引戸等を設置して、隙間を完全にシャットアウトすればよかったと後悔しています。 |
開放的なリビングが寒い
空調 |
筑40年を経過して、二世代で暮らせるとともに、バリアフリーにすることを目的にリビングのリフォームを検討しました。 そのため、区切られていたリビングをひとつにして広い開放的な空間にしました。 広々とゆったりと落ち着くリビングを、家の中心に据えることを目的としました。 合わせて段差の解消もはかり、誰もが生活のしやすい環境とすることを目的にしました。 |
リビングを従来よりも広い空間にしたまではよかったです。 しかし、結果的に区切られていたときよりも空調のために光熱費が必要になりました。 空間を暖めたり冷やしたりする広さが増えただけ、光熱費も増加してしまいました。 事前に説明があれば、リフォームをとどまったり、何かできる対策を事前に検討できていた後悔しています。 |
吹き抜けを作ったリビングが寒い
空調 |
我々夫婦はリビングの解放感を一番に考えており、約25畳のリビングに8畳分の吹き抜けを作るのを考えました。 間取り作成時は2階までつながる吹き抜けにより、リビングの解放感を得られると一番楽しみにしていたポイントでした。 また部屋の明るさも天窓から得ることにより、通常の天井に比べて明るいリビングになると考えていました。 |
実際入居したあとのリビングは予想通りの明るさと、解放感が得られていて大満足でした。 しかし、冬の寒さが気になるようになりました。 多少、リビングに吹き抜けを作ることにより、覚悟はしていた部分ではあります。 しかし、冷たい風が行き来したり、部屋の中が温まりにくいという残念な面が出てきて後悔した点と言えます。 |
キッチンの空調が悪くて暑い
空調 |
リビングとキッチンを一部屋にする事によって、子供達との繋がりを常に保てるようにしたいと考えていました。 そして、一部屋なのでエアコンも一台で、リビング全体に風が行きわたる様な位置を考え、設置を計画しました。 さらに、キッチン周りでは何かとコンセントを使用する事が多いので、何ヶ所も設置する計画していました。 |
入居後キッチンに立つと、エアコンと対面という形になるのですが、キッチン台が壁になってしまい、夏場は暑いという現実が待っていました。 なので、キッチンには自分専用の扇風機が手放せません。 IHなので直接火を扱う事は無いのですが、夏場はやはり暑いので後悔しています。 あとコンセントに関しては付ける位置が悪く、プラグを差し込んだままだと引き出しが開けられないという部分に後悔しています。 |
和室の使い勝手が悪い
和室 |
リビングの隣にある茶室的なイメージで和室を作った。 当時、いろいろな展示場や雑誌等でよく見る間取りであった。 リビングと同じ高さでは和室コーナーというより、リビングの一部が畳であるという感じになってしまうため、一段高くして和室を引き立てる感じにした。 確かに子供の雛人形を飾ったりするには、感じのよい和室となった。 |
いざ住んでみると、意外と不便であった。 子供を和室に寝かせるために抱っこして段を上るのが、大変なことが分かった。 子供が一人で立つようになり、走り回ると段差の角が非常に危ないことに気づいた。 実際に一度転んで段差の角で額をぶつけて、酷く腫れ上がったことがある。 見た目のデザインよりも、生活する上での便利さや安全性を重視するべきだったと後悔している。 |
和室を作らなかったから落ち着かない
和室 |
コンセプトとしては洋風なものでデザイン性を重視していたので、和室を作らないことにしました。 実際にベットでの生活にも馴れていたので、問題はないた思いました。 布団の上げ下げなどが面倒くさいという意見も妻から出ていたので、このようなコンセプトで良いという決断をしました。 こたつなどは合ってもいいかなと思いましたが、床暖房などを入れることで妥協しました。 |
実際に和室が無いと、意外にもくつろげない感じがしました。 また、適当に寝転がる時にはフローリングだと落ち着きませんし、畳の香りというものが恋しくなりました。 こたつが無いということは、とても物足りない感じがしました。 床暖房の効きがイマイチだったので、和室を作ってこたつを完備していたほうが憩いの場としても便利だったろうなと後悔しました。 |
フローリングに布団を敷いてカビが生えた
和室 |
子供がまだ小さいため、フローリングの方が掃除をしやすいであろうという考えでがあった。 和室や縁側などでのんびりくつろいでみたい、といった案も主人からあった。 だが、やはり子供が畳を汚す・うっかり窓を開けたままで子供が庭に転落するのでは?!などを想定して、1階のリビングはフローリングということで落ち着いた。 |
実際に入居してみると、思った通り子供がお漏らしをしたり、お茶をこぼすなどのハプニングが発生。 フローリングで正解だと思ったのだが、第2子出産後、2階では不便ということでしばらくの間は1階のリビングで寝起きしていた。 だが、フローリングに直にベビー布団をひいていたため、布団にカビが!! 畳のスペースでもあれば、子供の昼寝や遊ぶスペースとしても有効活用できたのではと後悔したのであった。 |
リビングに収納スペースを作らなかった
収納 |
リビングはスッキリした方がいいと思い、収納スペースを作らずリビング横の和室に結構大きめの収納を作る事にした。 それと、今までアパートだったので、どうしてもウォークインクローゼットが欲しくて主寝室に作る事にしました。 理想はスッキリとした生活感のないリビング、主寝室は服をハンガーにかけて歩きながら選べるのもリッチな気分になれると思ってました。 |
実際入居してみると、初めはスッキリとしたリビングがとても素敵でやっぱり間違ってなかったと思いました。 しかし、数ヶ月後には収納スペースが無いことで、リビングに隣接する和室の大きめクローゼットに押し込む始末。 しかも、クローゼットの高さを高くしすぎて、無駄なスペースができてしまった。 主寝室のウォークインクローゼットは、下のスペースが無駄で小さいカラーボックスなど置いてます。 普通のクローゼットにした方が良かったと後悔。 |
収納スペースを作りすぎて、リビングが狭くなった
広さ |
我が家の間取りの作成時の考え方ですが、子供を育てやすい間取りを検討しました。 玄関やリビングスペースなどを広くして子供が遊んだり、ゆったりと子育て出来る環境を意識した間取り設計を行いました。 また、収納スペースを可能な限り多く取り、子供の玩具などが部屋に散乱しないような間取りを意識して設計しました。 |
リビングの収納スペースを多くしたり、玄関を広く出来た事は良かったのです しかし、その分リビングスペースが希望よりも狭くなってしまいました。 外構工事で、駐車場スペースを作る事を考えて、リビングスペースはある程度妥協してしまったことも原因です。 実際に生活をしてみると、やはり妥協せずに希望の広さのリビングスペースを作れば良かったと後悔しています。 |
スイッチの位置が悪かった
電気工事 |
我が家は1階にリビングがあり、ホールがなくリビング階段の間取りとなっている。 スイッチは入り口近くや壁の隅にまとめてつけ、壁をすっきりさせたいと思っていた。 また、リビング階段とワンフロアなため、リビングに入る時、キッチンにいる時、階段を登る時、それぞれで電気を管理したかったので、リビングには3路スイッチをたくさん採用した。 |
住んでみると、まとめてつけたスイッチは物置、パントリーなど区別がつけづらい。 どれがどのスイッチか分からない為、目的の照明をつけるまでに何度もつけたり消したりを繰り返している。 また、あちこちに付けた3路スイッチは、図面上では遠くに見えた。 しかし、実際は2歩くらいの距離だったりと、必要のない物をつけてしまっていた。 |
納戸にコンセントを設置しなくて後悔しています▼
関連記事:納戸にもコンセントの配線は必要|一条工務店の平屋の失敗・後悔
まとめ:空調と広さの両立が難しい?いや、諦めるな!
以上、注文住宅のリビング失敗談|ハウスメーカーで一軒家を建てた方の後悔の紹介でした!
みなさん、リビングを広くしたいがため、空調を犠牲にしているようですね。それでは、満足のいく家にはなりません。リビングの間取りも諦めずに家を建てましょう(^^♪