アクセスいただき、ありがとうございます!
自堕落に生きることに一生懸命なトス屋です(^^♪
あなたは『情報ボックス』を設置しましたか?
『LANの規格が変わったらどうするの?』
『配線が壊れたら直せないじゃん』
こんな風に考えて、ためらっているのでしょうか。何事にもリスクは付き物です。しかし、それを受け入れるからこそ、快適な生活を手にすることができるのです。
アイスマートは全館床暖房です。配管が破れたら・・・あたなはそのリスクを覚悟して、アイスマートを検討しているのでは?
情報ボックスは、配線を集約してくれる優れものです。リスクを取っても、オススメのオプションです。
しかし、我が家は思わぬところで『リスク』に襲われそうになりました。運よく回避できたものの、これに気が付くのは至難のわざでした。
これから家を建てる施工主さんのためにも、情報を共有させていただきます(^^♪
情報ボックスの仕様|標準?オプション?
引用:i-smart仕様確認ノート
一条工務店には、情報ボックスというオプションがあります。価格は25,500円です。展示場にも設置されているはずなので、ぜひ実物を見てください。
その後、標準装備になったようです。
サイズは幅710×高さ370×深さ150で、壁に設置します。見た目はカバー付きの分電盤のような感じです。
情報ボックス内にモデム、ルーター、TVの分配器、ブースターなどを設置する事ができます。パソコン周りの配線を一箇所に集約して、蓋をして見えなくするモノです。
我が家は情報ボックス内に、モデム、無線LANルーターを設置しました。将来は電話の親機を設置しようと考えています。
情報ボックスのメリット
まずは、情報ボックスのメリットについて紹介していきます。
箇条書き
- 見た目がキレイなので設置場所を選ばない
- 配線を一箇所に集約できる
- カバーが付いているので掃除が不要
- 個別の配管・配線オプションより安上がり
見た目がキレイなので設置場所を選ばない
情報ボックス内に設置するものは『モデム』『ルーター』『ハブ』『ハードディスク』『電話の親機』などです。
これらを机などにそのまま設置すると、機械的な印象を与えてしまい、家の雰囲気を壊してしまいます。さらに、設置するには置き場所が必要になるので、場所の制約が多くなります。
情報ボックスを採用すれば、むき出しの機械はボックス内に隠せるので、見た目が良いです。
また、壁に設置できるので、新たな置き場所を考える必要もありません。
配線を一箇所に集約できる
情報ボックスには、家の配線が集まっています。何か作業をするときに、いちいち色々なところへ行く必要はありません。
カバーが付いているので掃除が不要
私にとって、一番の決め手となった点です。
掃除が不要なのです。もう半年以上アイスマートで暮らしていますが、ホコリが溜まることはありません。
机やクローゼットの上ではホコリが溜まり、定期的な掃除が必要になります。
情報コンセントをまとめることができる
一条工務店には『情報コンセント』というものがあります。
引用:i-smart仕様確認ノート
1つの情報ボックスから、最大8ヵ所の情報コンセントまで配線を繋げられます。
引用:i-smart仕様確認ノート
LAN配線・配管の設置には14,300円かかります。さらに、コンセントは含まれません。
デメリットでも紹介しますが、『配管』は後々の対応には便利かもしれません。しかし、コンセントなしのLANが14,300円は高いですね。
情報ボックスの『JCL』を採用すれば、7,500円で『コンセント2個+LAN』を設置できます。
情報ボックスのデメリット
続いて情報ボックスのデメリットについて紹介していきます。
デメリット
- LAN規格・配信速度の変更に対応できない
- 収容サイズが決まってしまう
LAN規格・配信速度の変更に対応できない
現在のLANは規格が複数あり、配信速度も差があります。
情報ボックスを採用すると、配線はむき出しのまま天井裏をはうことになります。
ADSLが光に変わったり、4K動画が配信されたり、ネットの進化は未知数です。将来、LANの配線を変更したいと思った時、交換することは難しいでしょう。
これを解決するのが、メリットで紹介した『LAN配線・配管』です。しっかり配管を通して設置しておけば、のちの配線交換も可能となります。
配管のみのオプションもあります。
情報ボックスを採用せず、『LAN配線・配管』または『配管のみ』を設置。のちに手製のボックスで目隠しするというのも、1つの選択肢です。
収容スペースが狭い
情報ボックスに設置したいモノは『モデム』『ルーター』『ハブ』『ハードディスク』『電話の親機』です。
サイズが幅710×高さ370×深さ150なので、思ったより収納力がありません。
まだ、『モデム』と『ルーター』しか収納していないのですが、ちゃんと整理しておかないと置くスペースがなくなります。
『ハブ』『ハードディスク』『電話の親機』を置く場所は・・・何とかします(^^;)
設置場所の検討
見えない場所にするか?
見た目は分電盤のようですが、ちゃんと蓋がされています。
私の感想では『どこに設置しても気にならない』です。別にリビングのど真ん中でもいいです。エアコンのほうがよっぽど目立ちます。
ただ、建築士の話では目に付かない場所に設置したいという方もいるそう。(見た目を良くするために蓋がされているんじゃないのか?)
そのため、主寝室クローゼットへの設置を勧められました。ここなら他人には絶対に見つからないでしょう。
無線が届きやすい場所にするか?
概略図
しかし、主寝室クローゼットは家の最北東にあるのです。書斎には有線LANを2つ設置して予防線は張っていますが、無線LANが利用できればその方が便利です。
その為、家族が集わない家の端に設置するという提案は即却下しました。無線が届かないと困りますからね。
メンテナンスがしやすい場所にするか?
頻回ではないにせよ、情報ボックスにアクセスする事はあるはずです。しかも、それはトラブル発生時の可能性が高い。そんな時に狭いクローゼットの上での作業はしたくはありません。
長時間対応するのはストレスですし、ハンガーに掛かっている洋服も汚してしまいそうです。
そのため、作業しやすい解放された空間に設置したいと考えました。
無線LANの使い勝手も考慮し、リビングに設置しました。ただ、建築士からはあくまでも見えない位置が良いと勧められ、リビングですが奥まった見えにくい位置に配置することになったのです。
赤い四角の『JB-DA』が情報ボックスです。
情報ボックスの位置が勝手に移動されていた!
建築士とはしっかり話を詰めました。図面も端から端まで確認して、ここがおかしいという所は指摘してきたつもりです。
建築士からもここまで理解している人はあまりいないと、お褒めの言葉をもらいました。(リップサービスでしょうけど(^^;))
なので、、、なのでなので、情報ボックがリビングから消えているのを発見したときは、相当ショックでした。しかも、もうすぐ基礎工事が始まるといった時期に。
どこにいってしまったのか探すと、却下したはずの主寝室クローゼットの中にありました。WHY?
法的には私に過失があるのでしょうか?間違った図面ではありますが、署名・押印して工事着手を承諾しています。
いや、私の過失はないでしょう。施主に黙って変更したのであれば詐欺に近いです。契約内容の改ざんは罪です。
一条工務店の失敗|情報ボックスが移動されるまでの経緯
建築士との打ち合わせで、情報ボックスはリビングに設置することになりました。横並びで床暖房のヘッダーボックスも設置されています。
壁を挟んだ裏側は子供部屋となっており、ピクチャーレールが170cmの高さに設置されていました。
展示場でヘッダーボックスを見たとき、壁に埋め込まれているのを確認しました。ピクチャーレールと高さは異なりますが、干渉しないか心配だったので確認すると『干渉しません』とハッキリと回答をいただきました。
ところが、最終仕様確認後に『本社から干渉の可能性があると指摘された。ピクチャーレールの高さを182cmに変更してもらえないか?』との相談があったのです。
やはり、、というのが素直な感想です。しかし、ごねたところで仕方のないことなので了承しました。その後、営業と一緒にピクチャーレールの高さが変更された図面を確認して、工事着手承諾の押印をしたのです。
しばらく時間が空き、もうすぐ基礎工事が開始される頃に情報ボックスの記事を書こうとしたら、情報ボックスがないのです。
しかも、ヘッダーボックスも少し移動されていました。
どうやら、ヘッダーボックスとピクチャーレールの干渉を改善しているうちに、情報ボックスを勝手に移動させてしまった様子。
即、元の位置に戻すように営業に依頼したところ、一旦本社に確認させて欲しいと言われて連絡待ちになりました。
クレームに対する一条工務店の営業からの回答
そして、営業からの回答は・・・
『情報ボックスが洗面所から主寝室クローゼットに移動されていることを確認しました。ヘッダーボックスが洗面所北から南へずれていることも確認しました。建築士に確認したところ、当該移動はトス屋様からの要望のあったものではなく、本社のほうで勝手に変更してしまったもののようです。急ぎ、元通りの位置に戻す手続きを進めてまいります。誠に申し訳ございません。新しい図面ができましたら、今一度ご確認をお願い致します。』
だいたいは私の望んだ対応なのでよしとします。
しかし、1点『本社のほうで勝手に~』はなんだか他人行儀でいませんね。
あなた、一条工務店の社員でしょ?
情報ボックスとインターネット工事
情報ボックスを採用したら、インターネット引き込み工事をします。外部からの配線を情報ボックスまで引き込みます。
情報ボックスからは、各部屋に有線LANを配線しています。
『光』というと線で繋がないイメージですが、ガッツリ有線での接続でした(^^;)
情報ボックスの使い方・仕組みについてはコチラで紹介しています。▼
関連記事:【一条工務店の情報ボックス】インターネット工事から無線LANを使うまで
インターネット工事には時間がかかる
インターネットの引き込み工事は、3週間も待ちました。他の方のブログでも1ヵ月という期間をチラホラみかけるので、引っ越しと同時というわけにはいかないようです。
そこで問題となるのが『テレビ』です。
我が家はテレビを光で観るという選択をしました。なので、ネット工事が完了するまでの3週間は、テレビを観ることができなかったのです。
テレビアンテナはオプションとなりますが、すぐにテレビを見たい方には必要な設備となります。引っ越し前はモバイルWi-Fiを利用していたので、ネット環境が途切れることはありませんでした。
LANがどこの部屋に繋がっているかを確認
情報ボックスの中には、家中のLANが集約されます。太陽光をチェックするLANも情報ボックスに配線されています。
ルーターだけでは差込口が足りません。ハブを購入して差込口を増やせばいいのですが、現段階では不要です。将来、息子たちがネットを利用するようになったら購入します。
そこで困ったのがどのLANがどの部屋に繋がっているのか分からないという点です。
一応ケーブルに『寝室1』『寝室2』とか殴り書きされているのですが、どうも合致しません(^^;)
配線工事の時にシールを貼るなどして、自分でわかるようにしておいたほうがいいです。我が家のように平屋ならまだしも、情報ボックスと配線先が1階と2階ではチェック作業も大変です。
床暖房のアルミは無線LANを遮断する
一条工務店のウリである床暖房は、無線LANを遮断します。なので、理論的には情報ボックスと別の階にある通信機器に無線を飛ばしにくいです。
しかし、他の方のブログを拝見する限り100%ダメという事もなさそうです。こればっかりはケースバイケースになりそうですね。対策としては無線を中継する機械を買うことになります。
それほど高価なものでもありませんので、懸念することもないでしょう。
まとめ:クレームはあったけど、情報ボックスはやっぱり必要!
以上、一条工務店の失敗|情報ボックスの位置が勝手に移動されていた!ついての紹介でした!
勝手に移動されたときはどうしようかと焦りましたが、無事に元の位置に戻ってよかったです。
情報ボックスの懸念は配線の変更ができないところですが、それを上回るメリットが多いと感じています。
みなさんもぜひ採用してください(^^)/