【更新】洗濯機で洗濯した写真も追加しました。
ユニクロのセーター(ウール)は自宅で洗えるのか?
冬場に活躍してくれるセーターですが、春先になると利用機会がぐっと減ります。
ここでしっかりと手入れをしておけば、来シーズンもちゃんと着ることができます。
手入れをせずにしまうと、皮脂汚れが酸化して黄ばみや臭いの原因になります。
でも、ウール(毛)製品を自宅で洗うのって抵抗がありませんか?私はありました。
そもそも昔は手入れなどせず、翌シーズンに着れなければ買い直していました。
それが段々と普段の手入れをするようになり、シーズン終わりにクリーニングに出すようになり、シーズン中にクリーニングに出すようになり、自宅で洗濯するようになり、、
月日の流れはすごいですねw
人をこうまで変えてしまうのですから。
そんなわけで、ユニクロのセーターを自宅で洗濯してみました。
ユニクロのセーター(ウール)のスペックと洗濯表示
スペック
以下は今回洗濯したユニクロのセーターのスペックです。
このセーターは4年前に購入しました。ここ数年は新しくセーターを購入していないのでわかりませんが、ユニクロの商品はほとんど中国製です。
他ブランドの日本製セーターも所有していますが、やはり日本製の方が質が良いです。
年月が経つほど、その差は歴然となってきます。
TPOで使い分けるといいですね。
ユニクロのセーターはグレーとグリーンの2着を所有しています。寒い時期にワイシャツを着る時は、この2着を着まわしています。
しかし、それ以前の職場はずっとスーツでした。スーツ関連のアイテムを多く所有しています。
そのため、自然とオフィスカジュアルなファッションへと移行してきました。
週に2回くらいワイシャツを着るので、その時にこのセーターを合わせます。
一般的なウールの洗濯表示です。自宅での洗濯に抵抗がありましたが、製品としては手洗いOKとなっていました。
洗濯機を使うとダメなのでしょうか?今度試してみます。その方が効率的です。
【記事の最後に、洗濯機での洗濯検証を追記しました!】
洗濯前の状態と洗濯条件
洗濯前の状態
4年間着たわりには、綺麗な状態を保てています。
着用頻度は秋から春にかけて週に1〜2回程度です。
1番下のボタンのすぐ下は、少し生地がめくれています。経年劣化ですね。
後ろも綺麗な状態を保っています。
裾の部分は生地が少しヨレてきています。
手首の部分です。やはり先端部分は少しヨレています。
手首の内側はやや黄ばみが目立ちます。
脇の下です。擦れる部分なので毛玉が出来ています。
反対の脇の下です。こちらは穴があきかけていました。
裾と手首は少しヨレ始めていますが、着用時はそれほど気にはなりません。
手首の黄ばみは主に内側ですが、着用時には外側からも若干黄ばんで見えます。
毛玉に関しては驚異的なほど出来ません。4年間着て、脇の下に少し出来ただけです。
洗濯条件
以下は今回の洗濯の条件です。
水温30℃以下(水道の冷水)
ウールは温水を使用すると縮むことがあるとのこと。洗濯表示通りに、30℃以下の水を使用しました。
セーターを入れます。
水をよく弾きます。揉み洗いしても、まだ全体に水が浸透しません。
液体洗剤(アクロン)⇒手洗い⇒すすぎ2回
自宅にアクロンの試供品があったので使ってみました。
5分ほどしっかりと洗いました。特に黄ばみの気になった手首部分は念入りに洗いました。
その頃には、水もしっかりとセーター全体に浸透しています。そのあとは2回すすぎました。
最後に軽く絞ります。
洗濯機での脱水(約1分)
その後は洗濯機にそのまま入れて1分間脱水します。
平干し・陰干し(送風あり)
脱水後は平らな所に広げ、陰干しします。ちょうど除湿機があったので送風しました。
乾いたら脇の下を、毛玉取りで処理します。
我が家の毛玉取りはコンセント使用のタイプで、3,000円くらいしました。毛玉取りは100円均一にも売っています。
しかし、100円均一の毛玉取りは乾電池式のみなので、使い勝手があまりよくないです。電池を準備しないとですからね。あとは仕上がりが粗いです。
少し高くても、しっかりした毛玉取りを購入した方が安心です。
洗濯前後の写真を比べてみた
袖と裾のあたりはシワが寄っています。
アップにするとシワがよくわかります。少し縮んだのでしょうか?
後ろも同様です。
やはり洗濯後のほうがシワが増えました。
袖の部分も少しシワが寄っています。
袖の黄ばみは綺麗になりました。しかし、縮みが1番よくわかる写真ですね。
毛玉取りの効果は抜群です。とても綺麗になりました。
ユニクロのセーターを洗濯してみた感想・評価
全体的に少しシワが増えてしまいました。縮んだと考えられます。しかし、何回か着用すれば徐々に馴染む程度でしょう。
今回は手洗いでウール用洗剤を使用しました。やはり、手洗いは手間がかかりますね。ウール用洗剤も常に在庫しているわけではなく、たまたま試供品があっただけです。
1番効率的なのは洗濯機で通常洗剤を使用して洗う方法でしょう。
ユニクロなどの安価なセーターであれば、それで良いのかもしれません。効率は大切です。
あとはセーターの色も重要です。今回のグレーのような明るい色では、シワが目立ちます。
ブラックやネイビーなどの色を選択していれば、シワはほどんど見えないのでは?と思います。
いずれにせよ、4,000円のセーターを4年間も使用できているので、コストパフォーマンスはかなり良いと考えられます。
次からは手洗いではなく、洗濯機を使用して洗ってみたいと思います。そうすることでクリーニング代だけではなく、手間もかからなくなりますからね。
ただし、かなり水を弾くので、水がセーターに浸透したかは確認するべきです。
【追記!】洗濯機でも洗ってみた
先に紹介したセーターの色違いも所有しています。
そちらは洗濯機で洗濯して、前後の写真を比較してみました。手洗いの時に不便に感じた点も改善できるように試してみました。
それでは比較してみましょう。
はっきり言って、手洗いとの差がわかりません。目に見えないレベルでのダメージがあるのでしょうか?
ユニクロのセーターなら手間と価格を考慮しても、洗濯機を使用したほうが効率的だと感じました。