注文住宅を建てる時って、不安でいっぱいになりますよね。
『間取りってどうやって考えたらいいの?』
『一生住む家なのに失敗したら・・・』
このような疑問を抱えて、このページにたどり着きましたか?それなら大正解です!この記事では、先輩施工主の【後悔・失敗】のリアルな体験談を集めてまとめました。家を建てる前に、ぜひ参考にしてみてください(^^♪
注文住宅で家を建てた先輩に聞いた11の後悔事例
それでは、先輩施工主が後悔している事例を11個紹介していきます!
子供に日当たりのいい部屋を割り当てたけど・・・
子どもが幼稚園の時、マイホームを建てた。その頃、子ども部屋は日当たりの良い南側につくってあげたいと思っていた。友達と遊んだり、勉強したりするのに適していると考えたからだ。
代わりに夫の書斎は北側を選んだ。その当時、夫は夜遅くに仕事から帰宅し、深夜から明け方にかけて持ち帰った仕事をすることが多かったからだ。
ところが、中学生になった子どもは、自分の部屋を使っていない。友達と遊ぶときは6畳の自室では狭いらしく、リビングに招くことがほとんどだ。勉強もリビングで行っている。
我が家にテレビは1台しかなく、リビングに設置してある。そのため、子どもは自由に使える時間帯もリビングで過ごしている。
しかも、高校卒業後には進学のため自宅を離れる予定だ。子ども部屋と夫の書斎の位置を逆にすれば良かったと後悔している。
自慢の書斎はコチラ▼
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1つの子供部屋をリフォームで間仕切りすると狭すぎた
子供部屋の利用方法は難しい!
子育て中の女性
子供が小さい間は、兄弟で同じ部屋の方が良いと考えた。就寝時や勉強をする際に、まとめて見ることができるからだ。
将来的に個々の部屋が欲しい時期がきたら、リフォームで間仕切りをすることで解消できると言われ、寝室よりも少し広く作った。その時は広さだけに気を取られていて、勉強机やベッドの配置を全く考えていなかった。
完成直後の何もない部屋に入り、夫と子供部屋の家具の配置を考えた。するとリフォームで間仕切りをすることにより、ベッドや勉強机を置くには狭すぎることが発覚したのである。
間仕切りを想定して家具を置くと、フリースペースがほとんどなくなってしまう。書斎や倉庫を作らず、小さめの部屋を2つ用意すればよかった。
子供たちが大きくなり、別々の部屋が欲しいと言わないことを願っている。
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緑のある庭に憧れたが手入れが追い付かない
自然の力に悪戦苦闘!
緑が欲しかった男性
ガレージと庭をなるべく広くするため、お風呂のサイズを小さくした。洗い場もバスタブも小さくした。そこはあまり重要視していなかった。
また、庭に緑がある家の方が良いと思い、設計してもらった。家の窓を開けると日が入ってくるとともに、緑が見えることに憧れがあったからである。
しかし、小さいお風呂と狭い洗い場は、癒しの空間ではなかった。
仕事から帰ってきて疲れているなか、入浴で疲れを癒そうと考えたが狭すぎる。ただ体を洗い、入浴ができればよしとする程度であり、望んでいるものと違い後悔した。
また、庭に緑がある家の方が良いと思い設計してもらったが、庭の手入れが大変で癒される部分より手間の方が多くて後悔している。
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収納スペースに照明を設置するのを忘れた
窓のない収納部屋が暗い!
収納アイデアが裏目に出た男性
あまり広くないので、階段下には色々なものがしまえるような収納スペースを作りました。人が立って入れ、奥の方にも棚を作り付け、季節モノの家電などが収納できます。
さらに、玄関近くなので上着や帽子なども、このスペースにしまえるような造りとしました。目立たないのに容積もかなりとれ、デッドスペースの有効活用としては期待大でした。
思っていた通り収納量がたっぷりで、非常に便利なスペースで大活躍。と思っていたのですが、照明を付けるのを忘れました。
そのため、夜はもちろん真っ暗ですし、昼間も階段の踊り場の照明を付けて扉を開けたままにしないといけません。
それでも薄暗く、奥の方のものは懐中電灯が必須です。簡易なものでよいので照明を付ければよかったし、思いつかなかったことを後悔しています。
ウッドデッキに設置した照明を使わなかった
近所の目が気になる!
ウッドデッキに憧れた男性
屋外でバーベキューなどをしたかったので、1階ベランダ部分にウッドデッキを設置したいと思った。その際、夜でもよく見えるように、ウッドデッキに照明を付けたら良いと思った。
ウッドデッキの真上がちょうど2階のバルコニーの部分に当たるので、バルコニーの底の部分にダウンライトを埋め込んだ。リビングのスイッチで付けれるようにすると、少し暗くなってもバーベキューができると考えた。
ウッドデッキの設置場所が前方向の家から丸見えの場所にあり、バーベキューをするにしても煙や匂いで迷惑になる位置関係にあり、とてもじゃないができる状態ではなかった。
間取りを決める時に、自分の家が建つ土地の向きや位置をちゃんと把握していなかったので、もっとちゃんと位置関係を確認してから作ればよかったと後悔した。
もしかしたら子ども用のビニールプールくらいは置けるかもしれないが、プールは夜はしないので、照明も付けるだけ無駄になってしまった。
玄関の位置は隣の家が見えない場所にしました▼
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パントリーに照明を付け忘れた
ライトは適切な場所に適切な数を!
パントリーが暗くて後悔している男性
妻のリクエストで、明るいリビングダイニングを目指しました。なので、ライトの位置や数にこだわりました。
明かりが欲しいところにはダウンライトを多めに配置して、スッキリとした見た目にしつつも、ピンポイントで明るくできるように設計しました。
また、コンセントの位置も生活の動線を考えて配置しました。特に、掃除機をかける時にコンセントが届かないことがないように考えて作りました。
ところが、キッチン横のパントリーにはライトを設置するのを忘れました。詰め込んだ保存用の食材だったり、調味料のストックが暗くてわかりづらくなってしまいました。
また、生活動線を考えたはずのコンセントの位置も、掃除機のコードが十分届いてしまったり、あっても使わないトコロが2、3箇所あります。勿体無かったなと思います。
キッチンカウンターは物置場所になってしまった
キッチンカウンターに段差は不要だった!
朝食をキッチンカウンターで食べたかった女性
我が家はオープンキッチンにして、カウンターを設置しました。形としては、高さ85cmのキッチンと70cmほどのカウンターが段差になっているようなものです。
椅子は4脚ほど横並びで置くことが出来るタイプです。使い方としては、個人別の朝食や息子たちのおやつの時間、将来は宿題などを行う勉強の場所としてこの形に決めました。
実際入居するとほとんどの食事をダイニングのメインテーブルで行い、おやつなどもそちらで済ませてしまうようになりました。
カウンターは、リモコンや郵便物が無造作に置かれている見栄えの悪い荷物置き場に。本来思い描いていたものとは全く違う形になってしまいました。
こんなことならカウンターはキッチンと同じ高さに設置してキッチンを広く使えたり、バーカウンターのように主人と少し雰囲気を変えた晩酌の時間に使えるようにすればよかったと後悔しています。
依頼した階段の角度と違った
階段が急すぎる!
設計と違う階段を作られた男性
『階段の角度は40度』というのが、当初の計画です。住宅を注文したのは両親が60代になってからということもあり、急な階段は、昇り降りに苦労するから駄目だろうという考えがありました。
この点はどうしても外せないということで、担当の工務店にも明確に伝えました。綿密な打ち合わせを行ったつもりではあります。
しかし、実際に住宅が建設されると、その住宅の階段は65度でとても急なものでした。
おかげで両親は、階段を這いながら移動せざるを得ないという悲惨な状況になりました。担当の工務店は「実際の住宅は設計図と異なる場合があるんですよ。アハハハハ」と笑って誤魔化していましたが、今からでも階段だけは改築したいと思っているほどです。
白のフローリングはゴミが目立つ
白ければ明るくなると思った!
明るい家にしたかった女性
白を基調にした明るい家にしたいという思いがあり、壁・ドアは白、フローリングも白に近いベージュにしました。狭い敷地なので、各部屋は6畳に満たない。少しでも、広々とした印象にしたかったんです。
玄関が東を向いているためどうしても日当たりが悪くなってしまうこともあり、とにかく新築だし明るい印象にしたいということだけを考えて白くしました。
最初はやはり明るくとても気に入っていたのですが、白のフローリングは髪の毛一本落ちていても目立ちます。
そのため気になって、1日に何回も掃除機かけたり拭き掃除も必要です。とにかく汚れが目立つのが、かなりストレスになっています。
明るいので家具を合わせやすい利点もあるのですが、白は壁やドアだけにして、フローリングは普通の木の色が良かったな~と後悔しています。
白の床や壁は汚れが目立つ
子供が汚してしまう!
白がキレイだと思っていた女性
脱衣所・洗面所の床と壁紙は、普通に利用していたらそんなに汚れることはないと思っていました。そのため、床は明るい白色のビニール素材をチョイス。
一応壁紙も湿度に強くカビにくいものにして、色は床に合わせて白っぽい明るいものにしました。他の部屋に合わせて幅木もあまり入れませんでした。ハウスメーカーに一部オシャレなタイル張りなども提案はされましたが、採用しませんでした。
しかし、白っぽいものは、あっという間に汚れました。
特に大人が使うのではなく幼児が使うようになると、毎日拭かないと床が真っ黒になります。壁も同じところにもたれたり手をつくので、そこだけ黒ずんできました。
ハウスメーカーの提案通り、使用頻度の高い部分は暗めの色合いにしたり汚れの落ちやすいタイル素材にするなどすれば良かったと心から思います。
両親のために用意した和室が狭い
6畳の和室に2人は狭い
介護用に和室を作った女性
自分たちの父や母が将来の介護で一緒に住むことになった場合、お客さんが来た時の寝室などで使う用、以上を考慮して和室を作りました。
そんなに使用頻度が高くないと考えたために、部屋の広さを6畳にしました。収納スペースも含めると、もう少し狭くても十分だと考えていました。
実際に家が完成すると、和室の部屋の広さが思っていた以上に狭かったです。
収納スペース、仏壇を置くスペースがあったために、部屋全体の圧迫感があります。もう少し広めに部屋の間取りを設計すれば良かったと後悔しています。
布団を2人分を敷いてしまうと、部屋に余裕がなくて身動きが取りにくいと感じてしまう点も後悔しています。
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まとめ
以上、注文住宅の後悔|ハウスメーカーで家を建てた施工主のリアルな体験談についての紹介でした!
子供部屋、照明の付け忘れ、フローリングや壁紙の色の後悔が多いことがよくわかります。どれも後付けでの対応が難しいモノばかりなので、先輩方の後悔をしっかりと活かしていきたいですね!
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