一条工務店のアイスマートには、ハニカムシェードというものが標準で設置されています。カーテンの代わりになると同時に、遮熱効果も期待できる優れものです。
魅力的な装備なのですが、ブラインド式の開閉が面倒で、開け閉めしなくなったハニカムシェードが多数あるのも事実(^^;)そうならないために、1万円/個のオプションを採用することで、電動に変更することが可能です。
朝の忙しい時などは、ボタン1つでリビングの窓を全部開けることができますからね(^^♪ただ、電動のハニカムシェードが壊れると、けっこう困ります(^^;)
我が家はすでに2回の故障に遭遇し、そのうち1回は交換対応となりました。このリスクは、間取り検討段階から考慮していましたが、こんなにも早く訪れるとは思っていませんでした。
これを機会に、電動ハニカムシェードについて根本から再度考え直してみます。
電動ハニカムシェードが2回も故障
リモコンを押しても作動しない
入居9ヵ月目に、電動ハニカムシェードが動かなくなりました。
リモコンのボタンを押しても反応せず、何回も連打するとやっと動き出します。早速メーカーに報告すると、どうやらリモコンが故障しただけのようです。リモコンを修理してもらったら、無事に動くようになりました。実費負担はありませんでした。
中の紐が切れると開け閉めできない
コチラは中の紐を切ってしまった電動ハニカムシェードです。無理やり開閉はできますが、この状態のまま動きます。
どうしてこうなったかというと、室内に置くタイプの物干しに引っかかる状態で、ハニカムシェードを下ろしてしまったのです。慌てて気が付いて物干しをどかしたら、その勢いで内部の紐が切れてしまいました。
修理には約1ヵ月もの時間を要し、その間ずっとこの状態で過ごさなければなりません。けっこうストレスでしたね(^^;)
破れたり裂けたりするのか?
これまでのところ、我が家では破けたり裂けたりしたことはありません。子供がぶつかってしまったりしますが、破けるような気配はないです。
家具の移動で引っかけるなど、かなり強い力が一点に集中すると裂けたりするかもしれません。
修理不可で交換対応となる
紐が切れたハニカムシェードは、こちらの過失ということもあり実費負担が発生することに。電話口での報告でしたが、修理対応は不可で交換対応となりました。
交換の現場に立ち会いましたが、ハニカムシェードは思いのほか簡単に付け外しができます。というわけで、専門業者を呼ぶと人件費が高くつくので、一条工務店の方が交換に来てくれることに(^^;)助かりました(^^♪
私のように電動ハニカムシェードで嫌な思いをした場合、手動タイプに交換してもらうのも選択肢の一つかもしれません。
外し方は意外と簡単
コチラはハニカムシェードを裏側(窓側)から撮影した写真です。
交換してもらう時、作業者が1名だったの一緒に手伝ったのですが、金具にはめ込んであるだけです。
ハニカムシェードの保証期間
ハニカムシェードの紐が切れた時は交換対応となりましたが、リモコンの不具合の時は修理対応で済みました。
リモコンは2年以内の保証期間内だったので、無償で修理してもらっています。
ケースバイケースになりそうなので、トラブルがあったときは営業や相談窓口に連絡しましょう。
交換費用はバカにならない値段だった
紐が切れた電動ハニカムシェードは、不幸なことに我が家で一番大きな窓に設置されたモノでした。J8671という窓で、幅9尺(約2700mm)のサッシ4枚建タイプです。新しい電動ハニカムシェードの価格は・・・
46,800円でした!
消費税もいれると50,544円となります。本来ならここに人件費もかかっていたので、ハニカムシェードを壊すと大変な出費になることが判りました(^^;)大事にしないといけませんね。
電動ハニカムシェードを設置すべき4つの窓
ここまで書いた通り、電動ハニカムシェードが故障したり壊れたりすると、時間と費用を消費してしまいます。ただ、そのリスクを考慮しても採用したほうがいいオプションと感じています。
我が家は3ヵ所だけに設置しましたが、改めて採用したほうが良い窓を考えてみました
設置したほうがいい窓
- 開閉が重い大きな窓
- 開閉する回数が多い窓
- たまに開閉する中規模の窓
- 手が届かない高さに設置した窓
開閉が重い大きな窓
電動ハニカムシェードが活躍するのは、開閉に力が必要な大きな窓です。我が家の故障したハニカムシェードも、一番大きな窓に設置したモノでした。
大きなハニカムシェードは重いので、手動で開け閉めすると中央に向かってたわむこともありあます。電動オプションを採用すべき窓といえるでしょう。
開閉する回数が多い窓
朝晩に必ず開け閉めする窓には、電動オプションを採用したほうが便利です。特に出勤前の忙しい朝には、すごく重宝しています。
ここまでの2点については、一条工務店での宿泊体験の時に気が付きました。契約前には必ず参加しておきたいイベントです。
-
一条工務店の宿泊体験|アイキューブに泊まってわかった間取りのヒント
アクセスいただき、ありがとうございます。 自堕落に生きることに一生懸命なトス屋です。 あなたはもう一条工務店の宿泊体験をしましたか? もし、していないなら絶対にやりまし ...
続きを見る
たまに開閉したい中規模の窓
これは私が後悔している点です。各寝室に設置した中規模の窓には、電動オプションを採用しませんでした。これらの窓は毎日開閉するわけではないのですが、空気の入れ替えを一気に行いたいときなどに手動の手間を感じています。
-
一条工務店の後悔|電動のハニカムシェード以外は開閉しなくなった
標準装備が豊富にあることで有名な一条工務店。その中の1つに『ハニカムシェード』というものがあります。全ての窓に採用されおり、すごく魅力的な標準装備です。 しかし、ハニカムシェードにはいくつか種類があり ...
続きを見る
手が届かない高さに設置した窓
コチラも後悔している点ですが、勾配天井を採用したので、高い位置に明り取り用の窓を設置すればよかったです。
その場合、手動でハニカムシェードを開閉することはできないので、電動オプションを採用することになります。
-
一条工務店のリビング|平屋でも吹き抜けが欲しくて勾配天井を採用
一条工務店で平屋を建てると決めた時、1つの選択肢を捨てることになりました。それは・・・ トス屋吹き抜けが作れない! これは私にとってかなり大きな問題でした。住宅展示場を見学 ...
続きを見る
細い窓や小さい窓に電動は不要
一条工務店では、廊下や収納スペースの明り取りに、標準の範囲で細い窓や小さな窓を設置することができます。
それらの窓にもハニカムシェードが設置されるのですが、開閉することはほとんどなく、我が家の場合は開けっ放しです。
全てのハニカムシェードに電動を作用すればよかったと後悔した時期もありましたが、中規模以上の窓に設置すれば十分だと考えます。
まとめ
以上、一条工務店のハニカムシェードが故障|その修理交換費用はいくら?についての紹介でした!
電動ハニカムが動かなくなる日は突如やってきます。しかも、開けた状態で壊れると、外から丸見えになってしまいます(^^;)
その交換費用は5万円を超えたので、けっこうな出費となりました。とても便利な電動オプションですが、採用する窓はしっかり選択する必要がありそうですね。
-
一条工務店のハニカムシェード|メリットとデメリットを全て解説
一条工務店のアイスマートでは『ハニカムシェード』が標準装備となります。高断熱・高気密で有名なアイスマートですが、やはり断熱材のない窓は外気の影響を受けやすいです。そんな時にサポートしてくれるのがハニカ ...
続きを見る