一条工務店ではエコキュートが標準仕様で設置されます。電気料金が安い夜中に熱湯を作り置きし、日中は水と混ぜてお湯を作り出す設備です。
効率的なので、これからの家にはぜひ採用してほしいモノとなります。しかし、寒いエリアだと・・・
配管が凍ってお湯が出なくなる場合があります!
我が家は、引っ越しして2週間で凍結してしまい、その日の朝はてんやわんわでした(^^;)今回は、その原因と解決策について考えてみます!
エコキュートが凍結してお湯が出ない
1月24日に引っ越しをして、15日目の朝のこと。普段通りに起床して、食事をとる。顔と頭を洗おうとして、洗面所の水栓をひねる。
水は出るので水道管は問題ないという事ですね。となると、お湯を管理しているエコキュートが凍結してしまったようです。
出勤前の忙しい時間帯、すごく困りました。さすがに真冬に冷水で顔や頭を洗うのは辛そうだったので、ケトルでお湯を沸かして水と混ぜて使うことに。まさに、アナログエコキュートです(^^;)
凍結が発生するエリアだったが配管対策は不要と言われていた
実は、2軒となりに実家があるので、この近辺の凍結事情は事前に情報がありました。実家にもエコキュートが設置されれており、同様の現象が発生していたのです。そのため、初めからエコキュートに関しては警戒していました。
もちろん、打ち合わせの時に『このエリアはエコキュートが凍る』と伝えていましたが、近辺の一条工務店の家からはそのような事象は発生していないということで、特に何もしなくて大丈夫と言われたのです。
一条工務店の回答と対応
すごく後悔しましたが、実際に凍ってしまっては悔やんでばかりもいられません。さっそく問い合わせをしたところ、監督から連絡がありました。
確認されたこと
- エコキュートのタンク残量
- 浴槽のお湯の有無
- 水が出るか
タンク残量は半分、浴槽にお湯はない、水は出ると回答すると、やはり配管の凍結だろうとのことでした。熱湯と混ぜる水の配管が凍ったため、お湯が作れないというわけです。
提案された対策は2つありました。
解決策
- 風呂の水位を保つ
- 一晩中、水道から水を少量出し続ける
風呂に水を貯めておけば、エコキュートの機能によって水を滞留させて凍結防止してくれるそうです。素晴らしい機能ですが、これに関しては却下です。我が家の風呂と脱衣所の図面をご覧ください。
一応、脱衣所に物干金物は設置していますが狭いです。間取り検討時から、洗濯物は風呂場のポールに掛ける計画だったためです。
そのため、浴槽にお湯を残しておいたら洗濯物が乾きません。湿気も気になるから、浴室乾燥機をオプションで付けたというのに・・・
それと、2歳の次男がいるので、夜中に水を溜めたままにしておくのはちょっとリスクですね。
もうひとつの対策の水道を出し続けるというのも却下です。1日ならいいけど、冬季ずっとは無理です。また、毎晩のこととなると忘れてしまいます。
断熱材が巻かれていない部分があった
だだをコネたので、翌日には監督が現場を見に来てくれました(^^;)そしたら、断熱材が巻かれていない場所があったとのこと。
とりあえず、その場所に断熱材を巻いてもらいしばらく様子を見ることに。この年は、近いエリアでも凍結した報告があったあったようで、特別に寒いのかもしれません。
幸いにも、それ以降の凍結はありませんでした。
まとめ
以上、一条工務店の後悔|事前にわかっていたのにエコキュートが凍結についての紹介でした!
エコキュートの公式ページをよく読んでみると『保温工事がしてあっても、冬期は本体周囲温度が0℃以下になると配管は凍結します』と明記されていました。
監督から教えてもらった対策は、公式ページと同じ内容だったので間違いではありません。では、なぜこのような事になったのか・・・?
それは、打ち合わせ段階で『凍結は大丈夫』という安易な回答に問題があったためです。『凍結はするけど対策はある』だったら、このように後悔することもなかったでしょうね(^^;)