一条工務店のアイスマートでは、窓にハニカムシェードが設置されます。カーテンの代わりのようなものなのですが、そうなると心配なのが結露やカビですよね。
我が家でもアイスマートに住む前は、窓にできた結露で何度もカビを発生させていました。そこで・・・
今回は、ハニカムシェードの結露対策について解説していきます!
一条工務店の窓には結露が発生するのか?それが原因でカビてしまうのか?実際にアイスマートで冬を越してみたので、その実情について触れてみましょう(^^♪
結露とカビはどうして発生するのか?
マンションに住んでいた時は、毎年のように結露とカビが大きな悩みでした。冬場の朝は、家中の窓の『結露取り』から始まります。500mLのペットボトル1本分は集まり、朝の忙しい時間帯にうんざりさせられていました。
結露はサッシの隙間入り込み、カーテンにもくっつきます。するとそこには黒いポツポツができるのです。そう、カビです。なぜ、こんなにも結露とカビが発生するのでしょうか?
結露が発生する仕組み
結露は室温と外気温の温度差によって発生します。氷を入れたコップを思い出してもらうと分かりやすいです。
居酒屋などでお酒を飲んでいると、コップの周りに水滴が付きますよね?あれはコップの中の液体の温度が低いため、空気中の水蒸気が液体に変化して、コップの周りにくっついた結果です。
窓に発生する結露も、原理は全く同じ。冷えた外気によって窓やサッシが冷やされると、家の中の水蒸気が液体に変化して結露が発生します。
カビが発生する仕組み
結露が発生すると、その水がサッシやカーテン付着してカビが発生します。では、なぜ水が付着しただけでカビてしまうのか?
カビは気温25~35℃、湿度75%前後を好み、塗料、合皮、ビニールクロスなどの有機物を食料にするためです。
室内の暖かさと窓にできた湿潤環境、美味しい家は、カビにとって最適な温床なんですね(^^;)この結露とカビには、何度もカーテンをダメにされました。カーテンは高いので悩みどころです。
ハニカムシェードも結露やカビが発生するのか?
引用:一条工務店
ここまでの解説を読んで頂ければ、温度、湿度、食料のどれかを遮断できれば、カビは生きていけないことがわかります。
しかし、冬場の部屋を寒くはできませんし、食料となる家をなくすこともできませんね。となると、やはり対策は結露です。では、一条工務店のハニカムシェードは結露を発生させるのか?
2シーズン冬を越してみましたが、残念ながら結露は発生しました。(我が家は埼玉県南部)
しかし、マンション暮らしの時のように大量発生はしていません。窓に水滴が付くこともほとんどなく、サッシの下の方に少し水が溜まる程度でした。
2018年1月から住んでいますが、結露を拭いたことは一度もありませんし、カビが発生することもありませんでした。窓とサッシの性能が良いことも要因の一つですが、ちょっとしたコツもあります。
結露でカビさせないコツはたった1つ
ハニカムシェードの代わりにカーテンを付けると結露しにくいといいますが、それは事実だと考えます。
結露は、空気の流れがあると発生しにくいからです。
ハニカムシェードを完全に降ろすと、窓との間に閉ざされた空間ができてしまいますよね?そこの空気に動きはなく、結露が発生しやすくなるはずです。
マンション暮らしの時、真冬の窓に向けて一晩扇風機を回して実験したことがありますが、結露がほとんど発生していなかったのを覚えています。
そのため、カーテンを設置すれば空気の流れを遮断することはなく、結露は発生しにくくなるでしょう。
もちろん、オシャレを目的にカーテンを設置する方はいらっしゃるでしょうが、私はとにかくラクをしたくて一条工務店で家を建てました。カーテン不要のハニカムシェードは、最高の装備だと感じています。
カーテンを付けるとレールにホコリは溜まるし、定期的に洗う必要があるし、その時の付け外しが大変だし、そもそも初期費用が高いし・・・(^^;)
そのため、アイスマートで家を建てるのに、あえてカーテンを設置するという選択は可能な限り避けたかったのです。そこで、現場監督から教えてもらった、結露防止策を1つ紹介しておきます。
下から10cmくらい、開けておくのです。
たったこれだけです。下に隙間を作ることで空気の流れが発生し、結露の発生を抑える効果が期待できます。
実際のところ、これだけでカビが発生するような大量の結露はなく、快適なひと冬を過ごすことができました。
まとめ
以上、一条工務店のハニカムシェード|結露でカビさせないコツはたった1つについての紹介でした!
結露は外気温と室温の温度差によって発生し、その浸潤環境がカビの温床となってしまいます。カビの発生条件には温度、湿度、食料の3つがあるので、結露を抑えることはとても重要です。
アイスマートの窓でも結露は発生しますが、ハニカムシェードの下に隙間を作っておけばかなり軽減されることがわかりました。おかげで引っ越してからカビにに悩まされることはなくなりました(^^♪
電動ハニカムシェードならボタン1つで5ヵ所まで操作することも可能なので、手間がかかることもありません。ちょっとした一工夫で、快適な冬をお過ごしください!
結露の程度は地域差があります。必ず営業さんに確認しましょう。
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