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ユニクロのウールセーター|手洗いと洗濯機で徹底的に比較検証

Uniqlo

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【更新】洗濯機で洗濯した写真も追加しました。

ユニクロのセーター(ウール)は自宅で洗えるのか?

冬場に活躍してくれるセーターですが、春先になると利用機会がぐっと減ります。

ここでしっかりと手入れをしておけば、来シーズンもちゃんと着ることができます。

手入れをせずにしまうと、皮脂汚れが酸化して黄ばみや臭いの原因になります。

でも、ウール(毛)製品を自宅で洗うのって抵抗がありませんか?私はありました。

そもそも昔は手入れなどせず、翌シーズンに着れなければ買い直していました。

それが段々と普段の手入れをするようになり、シーズン終わりにクリーニングに出すようになり、シーズン中にクリーニングに出すようになり、自宅で洗濯するようになり、、

月日の流れはすごいですねw

人をこうまで変えてしまうのですから。

そんなわけで、ユニクロのセーターを自宅で洗濯してみました。

ユニクロのセーター(ウール)のスペックと洗濯表示

スペック

以下は今回洗濯したユニクロのセーターのスペックです。

 

スペック
  • 素材:ウール100%
  • 色:グレー
  • 価格:約4,000円
  • サイズ:M
  • 製造国:中国
  • 購入店:ユニクロ実店舗

 

このセーターは4年前に購入しました。ここ数年は新しくセーターを購入していないのでわかりませんが、ユニクロの商品はほとんど中国製です。

他ブランドの日本製セーターも所有していますが、やはり日本製の方が質が良いです。

年月が経つほど、その差は歴然となってきます。

TPOで使い分けるといいですね。

ユニクロのセーターはグレーとグリーンの2着を所有しています。寒い時期にワイシャツを着る時は、この2着を着まわしています。

 

余談ですが、2014年に転職しました。今の職場はスーツ着用ではありません。
しかし、それ以前の職場はずっとスーツでした。スーツ関連のアイテムを多く所有しています。
そのため、自然とオフィスカジュアルなファッションへと移行してきました。
週に2回くらいワイシャツを着るので、その時にこのセーターを合わせます。

 

洗濯表示
  • 手洗い
  • 水温30℃以下
  • 中性洗剤
  • 塩素×
  • アイロン中・あて布
  • ドライ(石油系)
  • 脱水(弱く)
  • 平干し・陰干し

 

一般的なウールの洗濯表示です。自宅での洗濯に抵抗がありましたが、製品としては手洗いOKとなっていました。

洗濯機を使うとダメなのでしょうか?今度試してみます。その方が効率的です。

【記事の最後に、洗濯機での洗濯検証を追記しました!】

洗濯前の状態と洗濯条件

洗濯前の状態

4年間着たわりには、綺麗な状態を保てています。

着用頻度は秋から春にかけて週に1〜2回程度です。

UNIQLO-sweater

1番下のボタンのすぐ下は、少し生地がめくれています。経年劣化ですね。

UNIQLO-sweater

後ろも綺麗な状態を保っています。

UNIQLO-sweater

裾の部分は生地が少しヨレてきています。

UNIQLO-sweater

手首の部分です。やはり先端部分は少しヨレています。

UNIQLO-sweater

手首の内側はやや黄ばみが目立ちます。

UNIQLO-sweater

脇の下です。擦れる部分なので毛玉が出来ています。

UNIQLO-sweater

反対の脇の下です。こちらは穴があきかけていました。

UNIQLO-sweater

裾と手首は少しヨレ始めていますが、着用時はそれほど気にはなりません。

手首の黄ばみは主に内側ですが、着用時には外側からも若干黄ばんで見えます。

毛玉に関しては驚異的なほど出来ません。4年間着て、脇の下に少し出来ただけです。

洗濯条件

以下は今回の洗濯の条件です。

 

洗濯条件
  • 水温30℃以下(水道の冷水)
  • 液体洗剤(アクロン)
  • 手洗い
  • すすぎ2回
  • 洗濯機での脱水(約1分)
  • 平干し・陰干し(送風あり)

 

水温30℃以下(水道の冷水)

ウールは温水を使用すると縮むことがあるとのこと。洗濯表示通りに、30℃以下の水を使用しました。

Washing

セーターを入れます。

Washing

水をよく弾きます。揉み洗いしても、まだ全体に水が浸透しません。

Washing

液体洗剤(アクロン)⇒手洗い⇒すすぎ2回

自宅にアクロンの試供品があったので使ってみました。

Washing

5分ほどしっかりと洗いました。特に黄ばみの気になった手首部分は念入りに洗いました。

その頃には、水もしっかりとセーター全体に浸透しています。そのあとは2回すすぎました。

最後に軽く絞ります。

Washing

洗濯機での脱水(約1分)

その後は洗濯機にそのまま入れて1分間脱水します。

Washing machine

平干し・陰干し(送風あり)

脱水後は平らな所に広げ、陰干しします。ちょうど除湿機があったので送風しました。

Washing

乾いたら脇の下を、毛玉取りで処理します。

我が家の毛玉取りはコンセント使用のタイプで、3,000円くらいしました。毛玉取りは100円均一にも売っています。

しかし、100円均一の毛玉取りは乾電池式のみなので、使い勝手があまりよくないです。電池を準備しないとですからね。あとは仕上がりが粗いです。

少し高くても、しっかりした毛玉取りを購入した方が安心です。

lint-remover

洗濯前後の写真を比べてみた

袖と裾のあたりはシワが寄っています。

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アップにするとシワがよくわかります。少し縮んだのでしょうか?

UNIQLO-sweater

後ろも同様です。

UNIQLO-sweater

やはり洗濯後のほうがシワが増えました。

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袖の部分も少しシワが寄っています。

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袖の黄ばみは綺麗になりました。しかし、縮みが1番よくわかる写真ですね。

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毛玉取りの効果は抜群です。とても綺麗になりました。

UNIQLO-sweater

ユニクロのセーターを洗濯してみた感想・評価

全体的に少しシワが増えてしまいました。縮んだと考えられます。しかし、何回か着用すれば徐々に馴染む程度でしょう。

今回は手洗いでウール用洗剤を使用しました。やはり、手洗いは手間がかかりますね。ウール用洗剤も常に在庫しているわけではなく、たまたま試供品があっただけです。

1番効率的なのは洗濯機で通常洗剤を使用して洗う方法でしょう。

ユニクロなどの安価なセーターであれば、それで良いのかもしれません。効率は大切です。

あとはセーターの色も重要です。今回のグレーのような明るい色では、シワが目立ちます。

ブラックやネイビーなどの色を選択していれば、シワはほどんど見えないのでは?と思います。

いずれにせよ、4,000円のセーターを4年間も使用できているので、コストパフォーマンスはかなり良いと考えられます。

次からは手洗いではなく、洗濯機を使用して洗ってみたいと思います。そうすることでクリーニング代だけではなく、手間もかからなくなりますからね。

ただし、かなり水を弾くので、水がセーターに浸透したかは確認するべきです。

 

ウルトラライトダウンを洗った記事もあります。『ウルトラライトダウンを洗濯機とクリーニングで比較してみた』洗濯機でも、乾燥機を使用すればふんわり仕上がります。

 

【追記!】洗濯機でも洗ってみた

先に紹介したセーターの色違いも所有しています。

そちらは洗濯機で洗濯して、前後の写真を比較してみました。手洗いの時に不便に感じた点も改善できるように試してみました。

 

洗濯条件
  • 蛍光剤入りの粉石けん
  • 洗濯前に水を十分染み込ませる(水をはじくため)
  • ネットに入れてスピードコース
  • 平干し・陰干し

 

それでは比較してみましょう。

UNIQLO-sweater

 

UNIQLO-sweater

 

UNIQLO-sweater

 

UNIQLO-sweater

 

UNIQLO-sweater

はっきり言って、手洗いとの差がわかりません。目に見えないレベルでのダメージがあるのでしょうか?

ユニクロのセーターなら手間と価格を考慮しても、洗濯機を使用したほうが効率的だと感じました。

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